Christmas Ornaments_ New England Village

 この風景はきっと18世紀末頃のニューイングランドの家並みとクリスマス間近の風景だと思います。イギリスよりもイギリスらしいと言われる街並みは、おそらく今も当時とあまり変わりないのではと思います。

    
   
   

 暖炉の煙突はどこの家にも堂々と付いていて、それは外から室内への通路として子供が信じるに足る太さがあります。今は車の後ろに積んで持ち帰る樅の木も当時は馬車で運んだのでしょうし、自家用の馬車も走っていたのでしょう。
 ニューイングランドは雪深く、ホワイトクリスマスにイルミネーションが映えて、トナカイが引く橇に乗ったサンタが現われても少しも不思議に思わないような雰囲気が漂っています。雪に埋もれた教会から鳴り響くイヴの鐘の音を聴きながら、厳粛な気持になったことを思い出します。