秋日和が続いて

5時、タイマーのベルに起こされた時は正面の小窓はまだ真っ暗、
徐々に白んでくる5時20分、ようやくベットから抜け出して
階下の床暖房を入れます。
少し眠気の覚めてきた頃からヨガ、ストレッチ、スクワット、
6時になると息子が起きてきます。
これが毎日の朝の日課
これから寒くなるとこれがなかなかしんどくなります。
でも続けなければ、これが私の健康維持の要ですから。


今日は一日家のあれこれで日が過ぎました。
今月は茶室の炉開き、これに合わせて、香代わりの菊の葉と浄めの塩を
乗せる小皿を3組6枚作っています。
社中の方で炭点前をなさる方達へのプレゼントです。
この皿の仕上げが、今日のメインの仕事、
2番目が、Halloweenのオーナメントを片づけて
Thanksgivingへの飾り替え、季節ごと、いえ月ごとにやることは限なし
でもこれが私の張り合いでもあるのでしょう。
茶室の移り変わりを記した本の再販も考え始めていて
今は楽しく構想を練っているところです。


昨日もとても晴れやかな一日でした。
茶友と義妹を誘って、高鶴先生の作陶展を見た後
昼食をはさんで、ピアノのコンサートへと盛り沢山の
秋の一日を過ごしました。


高鶴先生、そして奥様、お二方のお元気なこと
80歳の年齢の片鱗さえも感じさせないご様子に感動します。
ピンと背筋を伸ばされ、闊達に歩かれ、大きな張りのあるお声で
楽しいお話をしてくださいました。


御作はこのように
力強く、大胆、カラフル、溢れんばかりのエネルギーに
今回も元気をたくさんいただきました。
とってもほしいお茶碗がありましたけれど、
残念ながら、手の届く範囲ではなく諦めです。
これがそのお茶碗です。

その他にもため息の出るような品々が目白押しでした。



拝見するだけでも体に力が湧いてくるような気になりますから
不思議です。
みんな良い気持ちになってレストランへと向かいました。
私の大好きなイタリアンレストラン「マキャベリー」です。
秋メニューはこんなにきれいで、お味抜群でした。




そして総仕上げはピアノコンサート@オペラシティホール
大好きなショパンポロネーズ18曲の中でも殊に好きな英雄ポロネーズ、久しぶりに生演奏に浸って幸せでした。
他にもショパンのバラード、ノクターン、リストのスペイン狂詩曲、
チャイコフスキーピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」など、
馴染み深い曲ばかり、ピアニストはニコライ・ホジャイノフでした 。
このホール、今年で創立20周年の由、

早々とクリスマスツリーも登場して、


お祭り気分を盛り上げておりました。


五感を満足させた秋の一日
心地よい疲れを感じながら家路をたどるタクシーの窓から
ピンク色のきれいな夕焼けが見えました。