知川庵の炉開き

本日、母の茶室の炉開きをしました。
茶室のしつらえ


  
   
棚:米棚  水指:京焼、金襴手

茶器:輪島菊蒔絵棗

濃茶入:細甕、辰砂 仕服:羽鱗形アラベスク
  
濃茶茶碗:高麗 銘:紅葉

薄茶茶碗:京焼、吹き寄せ

菓子:錦繍  器:瀬戸焼、菊

米棚は、江戸千家の流祖 川上不白が八十八歳の米寿に因んで用いたもので、弧峰棚とも言います。花は備前砧型花入に生けられました。半年振りの炉点前は何か気持に緊張感があり、爽やかでした。季節の深まりを感ずる一日でもありました。