2010-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬が迫って

今日も抜けるような碧い空から 眩いばかりの光が注いでいます。 大晦日までお天気マークが続いていて、 今頃になって働きモードに入っている私にはありがたい予報です。クリスマスが終った昨26日は例年通り、 朝からオーナメントの入れ替え作業にかかりまし…

穏やかなクリスマス・イヴ(2010)

高く広い空は冴えざえと澄みわたり、 やさしい日差しが保たれて、 恵みの一日は、静かに暮れていきました。 我が家の今冬はシンとして、 イヴも次男と私の二人きりです。 お肉を食べない息子との クリスマス・ディナーには ちょっと工夫がいりました。 メニ…

クリスマスライトとディナーと

昨夕は久しぶりに 母と共に外でのクリスマスを楽しみました。 ドライヴは弟が担ってくれて、 メンバーは母、弟夫妻 私。 日没は4時32分の由。 4時に家を出て、渋谷に向かいます。 母が学生時代に馴染んだ街だからです。 4時半、まだ渋谷の街は薄明るく、 ライト…

忘年会

年内10日余りともなれば、さすがに師走気分になります。 昨日、友人と年納めの映画鑑賞会と昼食会をしました。 アメリカにいた頃のクリスマスシーズンと言えば、 ドラマというドラマは 夢や希望が本物になる、ほんのりと後味の良いおはなしばかり。 そんな先…

冬木立

早起きをして、高尾にお参りに行ってきました。 桜並木、ポプラ並木、銀杏並木、みな葉を落として 空が広く見えました。 日曜の早朝とて、見通す限り前を走る車もありません。 駐車場でも霊園の中でも人影も見かけませんでした。 息子が清めてくれた墓石に …

クリスマスギフト

アメリカへの荷物輸送EMSの重量制限が解除されました。 テロ対策の目的で、上限1個453グラムが続いていたのです。 年末の帰国を見合わせた娘一家用にクリスマスギフトをと 荷作りし始めた矢先に出鼻を挫かれました。 3個ほど小さい荷物を送ってみたものの ノ…

冬の空

穏やかな師走に慣れて、油断をしていました。 朝6時、不用心にセーターのまま新聞を取りに飛び出して、 体がこわばりました。 外水道のバケツにうっすらと氷が張っているではありませんか。 気温を見れば1度。慌てて取って返してジャンパーを羽織りました。 …

忙中閑

暮でも「忙」と言うほどに動いているわけではないのですが、 日頃手の届かない天井裏の物入れや、 やきもの制作室、 納戸などの整理をやり始めています。 物を入れられるだけ入れ、或いは出すだけ出しっぱなしに していますから、いざやり始めると、 片付け…

冬休み

週2回出席している母校の公開講座が 冬休みに入りました。 早速友人と展覧会とコンサートの梯子です。 先ずはブリヂストン美術館での「セーヌの流れに沿って」、 副題は「印象派と日本人画家の旅」を観ました。 印象派の絵画展となれば、いつも会場は人で埋…

オクトパスの定例会

暖かい師走の日々が続いていましたけれど、 今日始めて東京地方では最高気温が15℃を割ったとか、 ようやく平年並みということのようです。 久しぶりに厚手のコートを羽織ってオクトパスの会に 出向きました。 オクトパスはご存知の通り、蛸。 夫とお仲間が学…

師走とは名ばかりの

「寒くなる」「寒くなる」との予報が続きながら、 まだ暖かい日が続いています。 12月に入って直ぐ、2日から3日にかけての天気は大荒れ。 強い南風に気温はうなぎ上りに24度まで。 雨も伴って、楓の照り葉はひとたまりもなく、 大方は振り落とされました。 4…

夏戻りの日のお茶の会

昨日は、今年最後のお茶の会でした。 前日からの強い雨、風が朝まで残る中を 大荷物で母の家に向かいます。 雨に叩かれ、風に吹き上げられた照り葉が 玄関先も道も占領しているのを見ぬ振りをして。 雨は横殴りに続いています。 最高気温は24℃との予報、時な…

クリスマスライツとコーラスと

午後のコンサートが果てて外に出ると アークヒルズは光の海。 クリスマスを演出するライツと華やかな飾りつけと。 最高気温18度の暖かさの中では、 ちょっとクリスマス気分は出にくいけれど、 気持ちが華やいで元気は出ます。 帰りの車の中から見る六本木、乃…

闇に浮かぶもみじ

庭に4本ある楓が、次々に色付き始めました。 親木から3本の子木が生まれ育って、それぞれが 3メートルを越える若木になっています。 ここに至るまでには40年近い歳月がかかっているはずです。 毎年一番早く紅を進めていた親木が、今年初めて 庭中央に立つ若…

紅の並木道

秋晴れの日曜日。母とお墓へ参りました。 今の季節は高尾への道すがら山の彩が楽しめます。 四季を通じて楽しみなのは、多摩御陵を囲むように連なる ケヤキ並木のトンネルです。 夏は空を覆う葉の間から明るい日差しがキラキラと 洩れて、道に縞模様を描きま…

紅の葉と赤い実と

1週間も続いた好天気がどうやら一休みのようです。 雨の落ちる前に紅の進む楓を写真に収めました。 それにピラカンサと万両の紅い実も。 庭に鳥がよくやってきます。 日差しのぬくもりと木の実に魅せられてのことでしょう。 今日は窯やきの日と決めて、数日…

色葉舞う日の炉開き

半年間使った風炉釜を片付け、 今月の茶室は炉になります。 炉開きの季節です。 母が高齢になり、仕度も思うに任せなくなりましたから 炉開きとは言っても特別な行事は致しません。 でも茶室の佇まいは、しっとりとして気持も改まります。 床の間の軸は、「…

もみじがり

秋もたけなわ、気持ちの良い日が続いています。 昨日は恒例の紅葉狩りに出かけました。 母、義妹、私の3人で桜の季節、夏の最中、もみじの季節と 箱根を訪れます。 いつの季節も必ず期待に応えてくれる大好きな場所です。 一昨日大風が吹いて、木の葉が大量…

爽秋の日々に

庭のそこここに紅が点在する穏やかな秋の日々、 空気は冴え冴えと静まっています。 爽秋の一日、一昨日6日に展覧会と演奏会を楽しみました。 展覧会は「現代の茶」。 現代作家の手になる茶陶器展です。 「造形の自由」と副題にある通り、 規模は小さいなが…

インディアンサマーの文化の日

なんという穏やかな日和でしょう。 お天気に加えて私の心も寛いでいるのは、 ちょっといろいろなことが一段落して 今日は外出もせず、 家にいるというのに窯の火入れも 土いじりの予定も無しののんびりディだからです。 こんな日にはやっぱりパイが焼きたく…

霜降り月

11月入りです。台風の後ぐずついていた空が 昨日の午後はすっきりと晴れ上がりました。 最高気温が22℃にもなり、半袖の人も見かける 霜とは縁遠い11月初日となりました。 これから暫くは秋晴れの清々しい日が続くとの予報です。 昨日は、高鶴元先生の今年…

晩生の台風が去って

台風一過と云えば、澄んだ秋晴れの空を思いますが、 今日は一日中曇り空、 時々細かい雨もぱらついていました。 予報官によれば「気圧の谷の影響」なのだそうです。 台風14号は、昨夜関東地方に最接近した後、 上陸せずに温帯低気圧に変わったとか、 観測史…

木枯らしが吹き始めて

朝の道には夕べ散った木の葉が何処までも広がっています。 竹箒で掃き寄せても北風がひと吹きすれば元の木阿弥。 からから、カラカラと軽やかに道を転がっていきます。 追いかけて、捕まえて、バケツに入れての繰り返しで40分。 これから12月末まで毎朝この…

秋の佳き日に

曇り空ながら風もなく穏やかな仲秋の日曜日です。 はなみずきが紅葉を終えて散り始め庭を染めています。 石蕗の黄色い花も綻び始めました。 季節が迷いなく進み始めたようです。 今日は母が昼食会を開いてくれました。 孫の一人が婚約者を紹介するという目的…

秋が腰を下ろしたようです

昨日はこの夏以来始めて一日中長袖で過ごしました。 行きつ戻りつしていた季節がようやく秋に落ち着いたようです。 朝夕の空気が澄んで凛としてきました。 それでも昼の陽射しにはまだたっぷりとぬくもりがありますから、 花壇には夏花、秋花が入り混じって…

秋晴れの日のお茶の会

寒からず、暑からずの心地良い秋の一日、 母の茶室は和やかでした。 ご覧のように、今まで点前畳の左側に据えられてあった 風炉釜が、少し客寄りの畳中央に置かれています。 中置と言います。 そろそろ火の気が恋しくなる季節、お客さまに温もりを との配慮…

ボストンからの秋便り

そろそろサンクスギヴィングのオーナメントを出そうかと 考えていたところに、大きな荷物が届きました。 ボストンの娘からです。 わくわくしながら、さっそく荷解きにかかります。 想像通りに藁人形が顔を出します。 それにコーンキャンディーと サンクスギ…

Indian Summerの土曜日に

5時半、カーテンを開けると、今日も上天気の兆しです。 最近はヨガをする時間が少し短くなっています。 ヨガを手短に済ませて、庭で深呼吸する方がずっと心地良いからです。 庭の花達を見て歩いた後、 いつも通りに、8種の野菜サラダと スモークド・サーモン…

秋のさなかの花火見物

友人に誘われて、久しぶりに映画を観ました。 昔懐かしい武蔵野館で。 私の学生時代から同じ場所に立っている骨董品のような映画館。 もっとも周りのお店も雰囲気も当時の面影は更に無く、 店の数、人の数も比較にはならないほど増えましたが。 それに新宿駅…

移り気な秋の空

日毎に空模様も気温も変わって、 衣類の調節に忙しい日々です。 26日(日)に母とお墓参りに行きました。 空は眩いばかり、日射には暑さがありました。 最高気温は27度。 お彼岸の後とて、何処のお墓も花一杯。 父にも夫にも先客があったようです。 そして翌…