クリスマスギフト

 アメリカへの荷物輸送EMSの重量制限が解除されました。
テロ対策の目的で、上限1個453グラムが続いていたのです。
年末の帰国を見合わせた娘一家用にクリスマスギフトをと
荷作りし始めた矢先に出鼻を挫かれました。
3個ほど小さい荷物を送ってみたものの
ノアのおもちゃは、1個でも1キロをゆうに越えます。
船便は2ヶ月掛かります。
さてどうしたものかと思案に暮れていましたら、
12月1日に突然解除されました。
どうやって「もう大丈夫」と、見極めを付けたのでしょうね。

 とにもかくにも荷作り再開。
クロネコヤマトの車の絵が付いた大きな段ボール箱
ありとあらゆるものを詰め込みます。
家族のメンバーそれぞれへのクリスマスプレゼント、
温かいパジャマ、シャツ、セーター、タイツに靴下、
本、乾麺に海苔。おせんべと和菓子・・・。
さて重量を測ります。8.5キロ 料金は12,900円。
EMSは足掛け4日でアメリカに着くスグレものですけど、
料金もナカナカです。
荷物を送り出したのが6日、
10日に郵便局で受け取ったとか。
クロネコダンボール箱を見て、ノアの目がきらりとしたそうです。
赤い包装紙にリボンのついたプレゼントは
樅の木の下に並べられ
開けるのはクリスマス・ディの朝となります。
 我慢して我慢して1週間が過ぎた17日の朝のこと。
ノアが娘のベットに上って来て、
そっと娘の鼻に自分の鼻を触れ、
とてもスイートに
「Merry Christmas Mama」
「Today it's Christmas day. I have to open the present」
と囁くのだそうです。
それからが大変。「今日はまだクリスマスではないの」
「たくさん待ったから今日はクリスマスだよ」と
母子の格闘が続いて、カレンダーを見ながらの話し合い。
その後もノアの「がまん、ガマン」の日々は続いているようです。
「May I open the present?」
「No, not yet.」
が一日一回はあるそうですが。

お正月前にはもう一度、荷作りをします。
蒲鉾、きんとん、数の子、煮豆、田作り・・・
日本のお正月をいっぱいに詰め込んで。