夏の思い出
一ヵ月の月日は嘘のように駆け足で駆け抜けて行き、何だかぼんやりしている私がいます。茶室がボストンから戻る娘たちの寝室になるために、いつも出したままの風炉先や釜など大きな道具たちを片付けることから8月が始まりました。
日頃から心がけて過ごしていれば良いものを、何かがあると慌てて動き出す悪い癖、夜になるとへとへとになる毎日の後、何とか形がついて娘たちを迎えたのが8月7日でした。
成田まで迎えに出て、家まで戻らず途中下車、お台場のヒルトンへ一泊しました。
新しい場所お台場は、2020年オリンピックに向けて動き続ける街、夜も眠らず、早朝から工事の音が響いておりました。
時差で眠らぬ12歳のノアは、母親と街に出て、帰るとすぐに私を起こします。
睡眠時間は3時間ほど、おしゃべりとトランプゲームに暮れて明けた一夜でした。