2009-01-01から1年間の記事一覧

2009年大晦日

今朝、新聞を取りに外へ出て驚きました。 掃き清めてあったはずの道がまたまた落ち葉でいっぱいです。 昨夜の大風の悪戯でしょう。 お節作りの開始を後にして先ずは落葉掻き。1時間で終わりました。 9時から料理開始です。 定番の栗きんとん、煮豆、紅白なま…

正月飾り

お正月飾りといえば先ず門松(松飾)。 「門松はお正月に、家に来てくださる歳神さまが、 乗り移る場所(依代)として必要なのよ」と幼い頃に 母から聞いたことがあります。 依代が無ければ歳神さまは立ち寄って下さらないのでしょうから 私は松で作ったリー…

「暮の大掃除」とは言えないまでも

いつもよりは少し念入りな片付け兼掃除をしました。 和室の畳を上げたりは勿論しません。固く絞った雑巾で 隅々まで拭き、其の後はキュキュっと乾拭き。 数ヶ月ぶりです。我が家で一部屋しかないこの和室は 茶室用に作ってあり、炉も切ってあります。 ところ…

クリスマスが終って

クリスマスが過ぎると直ぐに家中のクリスマス・オーナメント、 ツリー、リースの片付けを始めます。 何しろ次が控えていますから、気が急きます。 其の点、新年を日本のように祝わない欧米は楽ですね。 樅の木がパラパラと葉を散らし始める2月頃まで、 家の…

クリスマス・ディナー

イヴですね。 我が家では、今年は大きなパーティをしませんから、 ターキーは焼かず、 オックステイル・シチューにしました。 これは人数が多いときは材料がなかなか揃わないのと、 料理に長時間を要するので、敬遠します。 で今年は、クリスマス料理ではあ…

紅白の万両の実

北からの雪便りが続きます。 それに引き換え東京は、今日も真っ蒼な空、 風は少し冷たいものの穏やかな日和です。 楓の照り葉がすっかり枯れ落ちて、庭を埋めています。 すっかり寂しくなった庭を彩っているのは万両と万年青の実、 それにドウダンツツジの残…

Christmas Ornaments_ tree&santa

北からは大雪のニュースが入りますが、東京は雲ひとつ無い碧い空が広がっています。街の中はすっかりクリスマス。夕刻からの六本木、恵比寿のガーデンプレイス、渋谷・・・どこも個性的なクリスマス・ライトが煌き雰囲気を盛り上げています。住宅地のライティン…

Christmas Ornaments_ New England Village

この風景はきっと18世紀末頃のニューイングランドの家並みとクリスマス間近の風景だと思います。イギリスよりもイギリスらしいと言われる街並みは、おそらく今も当時とあまり変わりないのではと思います。 暖炉の煙突はどこの家にも堂々と付いていて、それは…

今年のやきもの終い 赤楽の薄茶器 大渡し

12月も半ばを過ぎて、やり残したことの多さに 心が少々焦り気味です。 11月29日に素焼したままになっていた茶器の大渡しも 焦りの1つ。それを昨日焼き上げました。 赤楽は低温焼成ですから、始めてしまえばたった6時間 で出来上がりです。 さっき、窯開けを…

氷雨の日の銀座で 

冷たい雨が降りしきる11日、銀座に個展を観に行きました。 ご案内の葉書の裏面を彩る鬼百合の色彩と線の力強さに惹かれての こと。岡本 錦さんの水彩画の個展です。 銀座一丁目、ガス灯通りに面したガラス張りの画廊は 絵の個展にはぴったりの場所でした。 …

冬庭の風景

北風が冷たくなりましたが、ガラス越しに見る庭の風景は まことにのびやかです。 風に舞い落ちた楓の葉が次第に芝生を染めていきます。 6月に、まてば椎の木の上で生まれ育った2羽の雉鳩が 戻ってきては芝の中から何かを啄ばんでいます。 未だ枝に残る照り…

寒さが募り始めた日に 東洋磁器と茶陶器を観る

厚手のコートやジャケットが手放せない時期になりました。あまり気忙しくなる前に、楽しい時間をたっぷり持っておきたいと今日は欲張って二つのやきもの展を観て歩きました。 一つは渋谷、松涛の戸栗美術館での「鍋島と景徳鎮展」。佐賀藩が将軍家や朝廷に献…

Christmas Ornaments  show caseより

日差しの暖かい日曜日。 残り紅葉が輝いています。 小鳥達が沢山集まって囀りあっています。 まことに長閑な師走の午後です。 今日のオーナメントはショーケースの中から。 「祈り」です。聖母マリアと幼いキリスト 祈り 子供の表情に見惚れます。 こちらは…

Christmas Ornaments  Welcome goods

サンクスギヴィンが終わり、玄関のリースや 家中のオーナメントをクリスマスのものに飾り替えました。 天井裏からクリスマス・グッズの箱を運び下ろし、 サンクスギヴィングの箱を納めてと入れ替え作業に半日掛かり、 飾り付けに半日、これで家中がクリスマ…

紅葉のライティングアップ

12月に入っても穏やかな日が続いています。 昨日は茶道の仲間を招いて「紅葉を楽しむ会」を催しました。 5時半には空も暗くなり、明かりセンサー付きの4個のライトが 点灯します。 良い天気に恵まれ、夜になっても気温も下がらず、 絶好の観葉日となりました…

今年のもみじ

庭に4本の楓があります。親木を植えたのは30年以上も前のこと。その間に実生の子木が3本生まれ、今では揃って5〜6mまでに育ちました。中に気の早い子木があり、その木が真っ先に紅葉を始めます。次が親木、今年もその順序は変わりませんでしたが、いずれも色…

気まぐれ天気の日に

お天気が定まりません。朝落ち葉掻きをしていましたら、 いきなりの大粒の雨。それから日長一日暗い空が続きました。 日曜とて午前中は何とはなしにのらりくらりとして、 午後になってようやく土いじりを始めました。 以前から茶友に頼まれながら、延ばしの…

庭の紅

昨日に続いて今日も庭の彩りです。日毎に色増す紅だけにフォーカスしました。

小春日和

冷たい雨が降り注いだ昨日に打って変わっての穏やかな日和。 午後、カメラ片手に庭を歩きました。 楓の紅はまだ上枝に留まっていますが、ドウダンツツジや蔦は 色増してきています。 温かい日差しを喜んで宿根草の残り花や戻り花が 元気を取り戻していました…

観葉植物の避寒

予想よりはやく雨が降り出し、最高気温が10℃を上がりません。 夏の間、外でのびのびと葉を伸ばしていた観葉植物が急に元気が なくなりました。 5℃くらいまで頑張れるユッカやカポック、シンビジュームや デンドロビュームを残して10本ほどを食堂に運び入れま…

菊の季節のご訪問

オバマ大統領の訪日は勿論知っていました。 でも 今朝飛び込んできた友人(彼女は民主党支持者です) からのメールの一行 「The Republicans are angry because Obama bowed to the Emperor!」 の意味していることが咄嗟には分かりませんでした。 インターネ…

ボストンからの秋だより

娘からEMSで大きな荷物が届きました。 開けてみると紙に包まったThanksgivingのオーナメント、 ドライフルーツとナッツ類、 そしてバンブル・ビーに扮装した孫が「trick or treat」と 廻り歩いて戴いたチョコレートが山のように出てきました。 底には真っ赤…

白とピンクの花壇

明日はまた雨の予報。 花壇の植え込みに今日の晴れ間は最適です。 早速最後まで残っていた半円花壇用の花を買いに行きました。 まだ咲き続けている日々草やインペイシェンスを捨てるのは 忍びないので、もうしばらくは植木鉢で咲いてもらうことにします。 均…

秋の好日に

聴いてきました。 モーツアルトの交響曲40番とピアノ協奏曲などを。 延原武春さんの指揮、日本テレマン協会の定期演奏会でした。 繊細で美しく、心にしみ通る音に包まれて、 贅沢な気分を味わって戻りました。

照り葉

久しぶりの紺碧の空。眩いばかりの日差しです。 これに応えて姫しゃらの照り葉がこんなに透明感を増しました。 これから昼のコンサート。 上野でモーツアルトの交響曲40番を聴きます。

知川庵の炉開き

本日、母の茶室の炉開きをしました。 茶室のしつらえ 棚:米棚 水指:京焼、金襴手 茶器:輪島菊蒔絵棗 濃茶入:細甕、辰砂 仕服:羽鱗形アラベスク 濃茶茶碗:高麗 銘:紅葉 薄茶茶碗:京焼、吹き寄せ 菓子:錦繍 器:瀬戸焼、菊 米棚は、江戸千家の流祖 川…

Seasonal Display   晩秋

Welcom Wreath(玄関アプローチ) はっきりしない天候が続き、 進み始めた楓の照り葉も透明感がありません。 高く碧い空が待ち遠しいこの頃です。 移り行く季節を手許に引き寄せたくて、 そのときどきに応じて家の内外の飾り替えを楽しんでいます。 ハロウィ…

屋根打つ雨音を聴きながら

朝から篠突くような雨、庭木も霞むほどの降りですが、 そんな風景さえも幻想的で、美しく思えます。 昨夕、チョン・ミョンフン指揮、 東京フィルハーモニー交響楽団演奏で ブラームスの交響曲第3番と4番を聴きました。 心に受け取った贅沢の余韻が いまも私…

やきもの日和

凌ぎやすい秋の日々が続きます。 日曜日に一日がかりで本焼をしました。 本焼き:11月8日 今月2日に素焼をした4個の花入れを、約8時間かけて本焼しました。 備前の焼き〆で、無釉薬ですから、 釉のぶくに対する配慮がない分だけ時間が短縮されます。 電気窯…

暑さの残る台北で、18世紀景徳鎮の磁器を観る

台北と北京の故宮博物館で同時開催(10月7日〜2010年1月10日)されている「雍正大展」を観る為に台北に出かけ、昨日戻りました。お目当ては、雍正帝(在位1722〜35年)の時代に景徳鎮で焼かれた陶磁器です。 作品は多岐に渡り、細かい彫り込みの装飾を…