2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大つごもり

日本列島の半分は雪マーク、太平洋側は晴れマーク。 不公平な天候の大晦日です。 いよいよ押しつまりましたけれど、 私には一向に慌ただしさが押し寄せては来ません。 お正月を祝う思いが無いからでしょう。 3ヶ日は料理をしないために、 今日は息子達と料理…

大掃除

朝からどんよりと重く、寒々しい灰色の空、 今日は夕方から雨の予報です。 あまりに寒くて体を動かすのが億劫です。 でも今年も余すところ3日、 何のかのと自分に言い訳して手抜き作業をしてきましたけれど、 これでは年が越せそうもありません。 重い腰を上…

クリスマス・イヴ

朝夕の気温が日毎に冷たさを増してきました。 時に手が悴み、吐く息が白く見える日さえあります。裸木が多くなって、庭全体が寒々しくなりましたけれど、 寒風の中に今も残る照葉が、所々に鮮やかな紅を見せています。 夕方、柊の小枝と赤い実を庭から摘んで…

第九を聴いて、年を納めて

えっ、今日はもう22日、明後日はイヴ? 「さあ大変」と一瞬思いますけれど、実は大変の実態などはありません。 気持がせかせかとして、ねばならぬの強迫観念があって、 私の師走の心理状態は一種独特、非日常です。 昨日は、友人たちとベートーベン交響曲第…

冷え込み厳しい冬晴れの日に

今朝の気温は0℃、今年一番の冷え込みだったそうです。 昼間も昨日より7℃も低いと聞けば、それだけで身構えてしまいます。 風もあって、体の芯まで冬を実感した一日でした。 母が旅立って、17日が経ちました。 いろいろが手につかなくて、時間がちっとも進ま…

忙中閑

雨にたたかれて散った葉が道に張り付いて、 箒の先がすすみません。 紅葉した木々は、そのほとんどの葉を失いましたけれど、 咲き残る冬の花々はたっぷりの水と、 思いがけなく温かい空気に一気に生気を取り戻しています。 パイナップルセイジがとても勢いが…

もみじの終焉

昨日のしとしと雨に庭の紅葉は大方散りました。 残り葉も色あせて、かろうじて枝にしがみついています。 今日は枝を振り払って、庭の落ち葉かきを致しましょう。 今日は衆院と都知事の投票日です。 息子と7時過ぎに近くの小学校へ出かけました。 早朝にもか…

寒さ日毎に募る頃

朝起きぬけに床暖を付けます。 タイマーセットしていなかったことを後悔しながら。 朝の冷え込みが一入です。 気が付けば、体を小さくして歩いています。 このところヨガはやったりやらなかったり、 なかなか気合が入りません。 油断をしていると、寂しさが…

広く碧い空の彼方に

冬空の喩えようもない美しさに見惚れています。 遅れてやってきたヤマボウシの照葉が、その空を彩っています。 昨日、母はあの碧の中に静かに旅立って行きました。 ほほえみとぬくもりを、みなの心に遺して。 通夜も告別式も快晴でした。 雨の予報も前日には…

穏やかな冬晴れの日に

落ち葉が降り積もって側溝はもみじ色です。 役目を終えた楓の照葉は今は茶色になり、 ちょっと風が吹けばすぐにも坊主になりそうです。 芝に舞い降りた紅葉は、まだそのまま。 掃いてしまうのが惜しい気がするものですから。 この間からゆっくりと花びらを広…

紅葉すすみて

久しぶりに道の落ち葉を掃いて、 庭に回れば4本の楓はことごとく盛りを過ぎて もう葉を落とす準備をしています。 庭に出ることも忘れて過ごした3日間、 季節は少しも休まず進んでいたのですね。 今年は夏の暑さの影響か、照葉の彩りが冴えません。 それに例…

碧く澄んだ冬空に

その朝は、 冬の空が悲しいまでに晴れ渡っていました。 庭のもみじは冴えに冴えて、 凛とした空気が私の周りを充たしていました。 母が永久の眠りについたのは、きのうの朝のことです。 切羽詰まった義妹の電話に、ただならぬものを感じて、 来合せていた息…

師走入り

紅が庭いっぱいに広がり始めました。 その根方にはまだ石蕗の黄色が冴えています。 穏やかな師走入り、 なるべくならば、心にゆとりを保って過ごしたいものです。 それにしても時間が年々早足になるのはどうしたことでしょう。 年齢のせいかと思いきや、若い…