もみじの終焉

 昨日のしとしと雨に庭の紅葉は大方散りました。
残り葉も色あせて、かろうじて枝にしがみついています。
今日は枝を振り払って、庭の落ち葉かきを致しましょう。


 今日は衆院都知事の投票日です。
息子と7時過ぎに近くの小学校へ出かけました。
早朝にもかかわらず、
投票所にはひっきりなしに人が出入りをしていて
投票率の高さが予想されました。
今日、明日のニュースは選挙に明け暮れることになるのでしょう。


 クリスマスを控えたアメリカ・コネティカット
痛ましい事件が起こりました。
今までも何回となく繰り返されてきた銃の乱射事件、
それでも銃の規制の方向に動かないアメリカの政治事情が
私には解せません。
開拓の歴史の中から生まれた自らの身を自らの手で守る手段として、
銃は特別な地位を占めてきたのですね。
それに絡まる利権も想像を越える複雑さなのでしょう。
それであっても命の尊さと命を守る権利は
何ものをも越えて、最優先されなければなりません。。
犠牲になった27人の内20人は6〜7歳の幼い子供たちです。
親御さんの心を思えば言葉を失います。
怒りを抑えるのは難しいことです。
「ニュースを見せないように」、
「でも隠すのではなく、静かに言葉を選んで出来事を知らせるように」と
娘たち小学生の親たちに学校からの通達が何回にもわたってもたらされているそうです。
日頃から武器に関しては神経質と思えるほどに注意を怠らない学校の姿勢があります。
ハロウイーンの時の扮装も刀や銃や覆面は一切禁止。
遊びの中でも銃を撃つ真似を指の形でしてさえ注意を受ける国柄です。
でも銃の保持は許されている、あまりにも矛盾していると、
日本人の私は思います。
子供に武器(おもちゃの)を持つことを禁ずる前に、
大人が武器を持つことを控えるところから始めるべきでしょう。
引き出しを開けると、そこに銃がある、
居間のショーケースの中に銃が並んでいる、
そういう家庭が沢山あるのがアメリカの現実です。
不思議でなりません。


 いろいろな事は限なくあっても、
日本はやはり穏やかな国だと思います。
今日の選挙結果はどう出るのでしょうか。
少しずつでも物事が明るい方向へ向かうことを祈らずにはいられません。