2016-01-01から1年間の記事一覧

師走の日々は駆け足で

気付けばもう今年もあと三日、にわかに心が焦ります。 遅まきに年賀状を書き終えはしたものの、 庭に積もった照葉の名残りはうず高く枯れ木の根元をうずめたまま 毎日「ああやらねば」と思いつつ、目先のことに追われています。 私は何時も怠りなく行き届い…

季節は駆け足

師走入りしてもう9日が消えてしまいました。毎日、毎夜楽しんだ、紅葉も 今日の木枯らしで、紅葉は容赦なく吹き飛ばされて、 トップは裸木と成りました。 うなり声をあげて襲い掛かる西風の意力のすさまじさ、 庭も道もパラパラと降る紅の葉で埋まっていきま…

師走入り

あっという間に一年が巡ります。 とうとう今日は師走入り、昨日と何も変わらないのに なにやら忙しないような気分になっています。 今朝も5時起きしてヨガとスクワットをして 7時過ぎには家を出ました。 明日のお茶の会に備えて、足の状態を万全にするため …

楓のLighting

昨日今日と小春日和の心地よい日が続いて やきものが捗っています。 人にやさしい天候は、生きるもの全にいやさしいのでしょう。 しょうが飛び、蜂や蟻がせっせと働いています。 楓の紅が進んで、 木の実が色付いて、 花たちの彩も冴え 明るい陽ざしの下は華…

霜月の日々

月が替わって、もう2週間、時間がどんどん飛んでいくようです。 楓の紅葉も始まって、東京もいよいよ秋本番、カレンダーも残り一枚 気忙しさが心に宿ります。 11月は行事の多い月、 11月9日はオクトパスの会に出かけました。 それは、夫が学生時代に作ったダ…

秋晴れに澄んだ歌声響いて

昨「文化の日」は、予報を覆して、抜けるような碧空、 日頃から行いの良い方たちのお集まりには天候も 味方してくれるのでしょう。 ワグネルソサイエティOB男声合唱の定期演奏会に 友人たちと伺いました。 意外に道のりに時間がかかり、会場に着いたのは開…

進みゆく秋の日々

このところ素晴らしい上天気と寒空の日が交互にやって来て 気が付けば秋がすっかり深まっています。 ピラカンサの実が真っ赤になりました。 お隣の柿の実も良い色になっています。 山茶花が咲き、 吉祥草もひっそりと足元で花開いています。 楓の紅葉はまだ…

ようやく秋が落ち着いて

神無月入りしてもう10日、「体育の日」を含む三連休が過ぎて ようやく気温が落ち着いてきました。 でも清々しい碧空がなかなか望めないのです。 三連休も二日間は雨、秋晴れが定番のはずの「体育の日」も曇りと 冴えませんでした。 それでも先週までの30℃越…

進み行く秋の日々

長雨の後に、ようやく陽射しが戻ってきました。 この秋は殊に雨の日が多いように感ずるのは私ばかりではないようです。 何よりも正直なのが、潤っている植物たち、 陽ざしを受けて彩冴える秋の花たちの何と生き生きしていることか、 それを眺めると、私の心…

重陽の節句の日のお茶の会

昨9月9日は、重陽の節句(菊の節句)でした。 陽の数字(奇数)の最大数9が重なるのですから 誠におめでたい日ということになりますね。 丁度その日が「9月のお茶を楽しむ会」と重なりましたから、 茶室の設え、道具は菊尽くしとなりました。 と言っても…

長月入り

台風が大暴れして、まだ復旧が思うに任せない状態ですのに また台風12号が日本列島を狙っているという予報が出ています。 9月に入って朝夕の風の中に爽やかなものを感じ始めた矢先、 今日の夕方からまた雨になるのだそうです。 今日はこれから陶芸窯(電気)…

台風一過

8月も今日で終わり、暑い暑いと言いながらも 過ぎてみれば夏への名残りもそこはかとなくある渡しの季節です。 関東地方に台風が、しばしばやって来た八月でもありました。 23日には台風九号がやって来て、 本州で大暴れした後太平洋に出て、 その後,北海道に…

八月の日々

8月15日、正午に市役所の広報車が終戦記念日、戦没者、 戦争被害者への追悼の黙祷を呼びかけて廻ります。 一分間の黙祷。戦後71年、当時を知る人々は年々少なくなり、10代、20代の 若い人たちの中には8月15日がどのような日か知らない人が 半数以上を占める…

夏空に、ゆたかな歌声響いて

予報に反して青空と陽ざしに恵まれた昨日(海の日)、 大好きな男性コーラスを聴いてきました。東京六大学OBの演奏会(東京芸術劇場)でのことです。 各グループが、この日のために猛練習を積んでのご披露ですから、 力が入っていて聴き応えがあります。 …

Noahのいる夏

7月に入ってもう4日目、梅雨明け宣言はありませんけれど、 連日30度を超える暑さが続きます。 娘とその息子の乃吾がやって来たのは6月24日、 それから10日が過ぎました。 非日常の日々、いつもと空気の色も動きも違います。当たり前にやっていた事々が滞り、…

梅雨の晴れ間に

朝はしとしと雨が残っていましたけれど、 8時ころには梅雨を忘れたような碧空が広がって、気温も夏日になりました。 紫陽花の茶碗に氷水で冷水点、紫陽花の練切との相性は言うこと無しです。 あっという間に一週間、十日と時間が束になって飛んでいくようで…

梅雨入りの日のJune bride & groom

東京地方は昨日梅雨入りしたそうです。 紫陽花がきれいになってきました。 甥の結婚式があったのは昨日のこと、 この時期、気候の良い北米やヨーロッパでは6月の花嫁が歓迎されます けれど、日本は梅雨との関連が微妙、やっぱりお天気が気になります。 前日…

水無月入り

あっという間に一年の半分近くが過ぎてしまいました。 ボストンで一ヵ月を過ごし、 戻って来てからはずいぶんと怠けていたような気もします。 時差がなかなか取れないという理由にかこつけていたような 気がしないでもありませんけれど。 でも長い留守はその…

ボストンは花盛り

4月末から気温が急上昇、晴天が続いて木々に若緑が広がり、 花芽が一気に膨らみました。 日本はゴールデンウイーク、こちらにこの時期長い休みは ありませんけれど、週末を利用して花々のきれいな所は人々 で溢れかえりました。 ボストニアンの憩いの場、ボ…

四月のボストン

4月11日、ボストンにやって来ました。 東京は桜が去った後でしたけれど、 こちらはまだ木の芽も固く閉ざして、冬木立のままでした。 それから2週間、気候は激変して、一時は25℃もある暑いような日も 出現し、慌てました。 半袖の類を全く持ってきていません…

春は足踏み

さくらが開きかけて、戸惑っています。 先週は20度近い日が続いて、花たちを急かしましたから 蕾は大急ぎでその準備をしたのに、今週に入ってからは 雨が降ったり曇ったり、冷たい風が吹いたりと ほっと寛がせてくれる時が無いのです。 予報の最高気温もこの…

和菓子歳時記(三月②)

お茶の会の前には、蛸八さんを再々訪ねて、 ショーケースに並ぶお菓子の入れ替えをチェックして、 その中から2種類の季節の茶菓子を選んで注文します。 この度は「蕗のとう」と 色合わせを考え「道明寺」とに決めました。 「蕗のとう」は私も拝見したのは始…

三月のお茶の会

その日は季節が一歩も二歩も後ずさりしたような寒い朝となりました。 4時起きして、先ずはヨガとストレッチで目を覚まし、シャンプーをして 大荷物を玄関に並べます。 8時少し前にタクシーを呼び、車の後ろに荷物を積み込んで、 母の茶室「知川庵」へと向か…

なごり梅

濡れて行くにはちょっと重い春の雨、 朝からしとしとと一日中降り続きました。 もう見る影もなく色褪せていた紅梅が色鮮やかに 蘇ったかに見える魔法の雨でもありました。 春は思わせぶり、桜の蕾を膨らませた後に 重い雨、でも身を切るような冷たさは遠のい…

和菓子歳時記(三月①)

どら焼き 引き戸を開けてお店に入ると甘ーいやさしい香りに包まれます。カステラに似た卵とお砂糖の焦げるような何とも言えぬ おいしそうな匂い、どら焼きの皮を焼く匂いです。お店が開くのが9時、お店が一番忙しい10時前後にお邪魔するとこの香ばしい空…

雛祭り

朝から上天気、昨日までの冷たい空気が一掃されて、ぽかぽかの 春陽気となりました。 今日は桃の節句、お雛様は内裏雛だけ、雛ご膳も作らず、 雛菓子だけのお節句となりました。 今年は料理に力が入りません。 代わりに何に力を入れているかと言えば、写真と…

さくら色ドライヴ

2月も今日で終わりです。 日毎に天候も気温も変わり、春と冬を行ったり来たり、 風邪もインフルエンザも大流行の由、 花粉の影響も殆どなく、病気とは無縁で過ごせる日々に感謝の思いです。 長男が帰宅している時の私は、誠に甘やかされています。 私が出か…

寒さ去らぬ如月の日々に

今朝6時過ぎ、 起きて来た息子から雪が降っていることを知らされました。 雨戸を繰ってみれば、紅梅の枝にうっすらと雪が積もっています。 でも紅梅には雪は積もらずです。 花の方が幹よりも体温が高いのでしょうか? 何枚か写真を撮りました。鉛色の空にも…

如月入りからもう2週間

昨日は大荒れの日曜日、予定していたお墓参りもフイになりました。 Valentine’s Dayといっても私から家族へのチョコレートは無し、 「食べ切れないから」とのお断りです。 その代わりというのも変ですが、長男が私のお昼用にと あさりざくざく、にんにくたっ…

雪のあした

起き抜けにカーテンを開けると、窓の外は真っ白でした。 これは、朝6時半 こちらは、11時半の様子です。 その前日はお墓参りに行って、いつもは凍てつくような一月の霊園の そこここに紅を散らしたように梅が咲きこぼれているのに驚いたのです。 雪は絶対な…