冬庭の風景

北風が冷たくなりましたが、ガラス越しに見る庭の風景は
まことにのびやかです。
風に舞い落ちた楓の葉が次第に芝生を染めていきます。
 6月に、まてば椎の木の上で生まれ育った2羽の雉鳩が
戻ってきては芝の中から何かを啄ばんでいます。
未だ枝に残る照り葉の名残が日差しを受けて鮮やかに輝く、
師走の和みの昼下がりです。