忘年会

 年内10日余りともなれば、さすがに師走気分になります。
昨日、友人と年納めの映画鑑賞会と昼食会をしました。
アメリカにいた頃のクリスマスシーズンと言えば、
ドラマというドラマは
夢や希望が本物になる、ほんのりと後味の良いおはなしばかり。
そんな先入観でみたフランス映画の「クリスマス・ストーリー」は、
ちょっと見当外れでした。
クリスマスに集まった家族それぞれの思い、恨みも憎しみ
も噴き出して、生々しい人間模様が描かれておりました。
ハッピーエンドとは行かない幕切れに、
単純な私の気持は宙ぶらりんのまま。

 でも昼食は心もお腹も満たされました。
ガーデンシネマのお向かいのウエスティンホテルの「龍天門」で。
北京ダックも蟹の爪も最高でした。
場所を変えてアフタヌーンティーを楽しんで外に出れば、
薄闇が迫るガーデンプレイスには、
シルバーとゴールドのライトが瞬き、
バカラのシャンデリアが
ゴージャスな輝きを放っておりました。

「良いお年を」と握手を交わして家路につく頃には、
ポツポツと大粒の雨が降り始めておりました。


 土砂降りの一夜が明けて、
今朝は明るい日差しが戻りました。
今日は冬至というのに、なんと最高気温19℃の予報、
暮には恵みの働き日和です。
一気に物置の片付けでも致しましょう。
たっぷりの柚子湯に、ゆったりと浸るのを楽しみに。