紅の葉と赤い実と

 1週間も続いた好天気がどうやら一休みのようです。
雨の落ちる前に紅の進む楓を写真に収めました。

それにピラカンサと万両の紅い実も。

庭に鳥がよくやってきます。
日差しのぬくもりと木の実に魅せられてのことでしょう。

 今日は窯やきの日と決めて、数日前に3本の花入れの
素焼は終らせておきました。
山積みにしたままになっていた庭の落ち葉を袋に入れて、
ついでに道と側溝の枯葉も片付けます。
買い物も済ませて、さてこれで窯に張りつけます。
先ずは施釉です。松灰を掛けたもの、
志野釉を掛けたもの、一つは無釉やき〆め。
窯に炭を大量に入れての還元焼成です。
火入れは12時半、夜までには終ることでしょう。
もし焼きがうまく行ったら、
お世話になった方々への暮のご挨拶に使います。

 並行してシチュー作りを始めました。
ビーフシチューが好物だった息子が
ベジタリアン(とは云っても魚は食べます)に
なってからというもの、ビーフの替りを探し求めて
メカジキに辿り着きました。
脂の乗ったメカジキは、周りを小麦粉でコーティングして
こんがりと焼いてから加えれば、
中はジューシィでなかなかです。
作る手順はビーフシチューと同じ。
にんにくをバターで炒め、セロリの葉二束分、
玉ねぎ2個を2時間コトコト。
この間に必ずガス会社から電話が入ります。
「ガスが1時間以上点いたままですが」と。
トマト2個、アボガド2個を乱切りにして加え、更に1時間。
最後にマッシュルームとメカジキを入れてまた1時間。
ブラウンソースを念入りに作って加え、ポコポコしてきたら
出来上がり。こちらは5時には終るでしょう。

日暮れが早くなりました。
まだ4時前というのに曇りの空は暮れかかり、
もう、うそうそ時が迫っています。