春の兆し

 年が明けてからあっという間に2週間強が過ぎました。
先週は東京も冷え込み、北からは雪の便りがしきりでした。
今週は春の兆しの温もりが訪れると予報にあります。
日差しに誘われて、鶯やめじろ、それに頬白など小さい鳥たちの
訪問が増えています。
カメラを取り出すと気配でさっと姿を消してしまうので、
留めることが出来ませんが。
節分草の蕾が土を持ち上げるようにして沢山顔を出し、
白梅が綻びはじめました。
よく見ればもう春の報せはそこここに満ちています。

12日に轆轤引きをし、高台削りを終えた茶碗、茶入、湯呑が
大部乾いてきました。
もう4、5日もすれば、素焼が出来るでしょう。

そろそろ土や釉薬の手入れもしたい時期です。
昨年暮から遠ざかっていたやきものを、また手許に引き戻し始めて
います。