書初め

 年明けから3日間、晴れやかな日が続いています。
空は碧々として、
わずかに吹く風にも身を縮めるほどの厳しさはありません。
日本列島の地図を見るにつけ、娘からの便りを聞くにつけ、
東京があまりにも天候に恵まれていることに申し訳なさを感じます。
娘の住むボストンの映像は、雪、ゆき、ユキ。

山をなした雪は、Noahの絶好の遊び場のようですが、
生活者には日々が立ち行かないほどの影響が出ているようです。
東北のみなさんのご苦労を思います。


 朔日は家で過ごし、二日は母のお参りに息子達と弟の家へ。
三が日はあっという間に過ぎて、
長男は今朝、明日に備えて本拠地へと戻って行きました。
私は、庭と道掃除を済ませた続きに土作り。
そして自作の短歌で書初めをしました。
筆を持つと姿勢が良くなり、気持もしゃんとします。


 用意した正月料理は、3日間でほぼ消費しました。
胃が少し悲鳴を上げ始めていましたから
潮時だったのでしょう。
明日からは全てを日常生活に戻します。
4日、みなさんは仕事始めですものね。


 風が少し出てきて、小枝を揺すっています。
陽射しのきらめきはほんの数時間だけ、
日暮れが駆け足の季節を思い知ります。