照葉の彩り冴える日に

 年明けからもう5日が過ぎました。
ずっと晴天続きです。
花壇の花が寒さと水不足で元気がありません。
今朝の気温は零℃、
凍ってしまうのを恐れて水遣りを躊躇っているからです。
本当に風が冷たい一日でした。
でも庭に残る照葉は、
澄んだ空気と明るい陽射しに、ますます透明感を増しています。


 今日は、母の49日の打ち合わせに弟の家を訪ねて、
あれこれの決め事に午前中を費やしました。
そして、帰りに久しぶりに食料の買い出しを。
今日は夫の誕生日でしたから。
好物のふぐは生憎立ち寄った店にはなくて、
でも宇部の冬のもう一つの味覚
鰤の刺身、ヒラメのアライとエンガワを入手出来ました。
祝い事の時、
夫の母がいつも用意してくれた
かやくごはんも念入りに作りました。
彼の祝い膳には無くはならない大吟醸、越乃寒梅も忘れずに添えて、
「おめでとう」を言いました。
プレゼントは無しでしたけれど。


 おいしいものを口にした時の夫の大きな笑顔が思いだされて、
同じものが並んだ食卓を囲みながら、息子も私も和やかでした。