一日遅れの誕生祝い

 昨日の朝のこと。
「ナナちゃま Happy Birthday」と
受話器の中からNoahの声が響きました。
ボストンでは15日の夕刻です。
私へのお祝いの後に
「My birthday was over. But I need more birthday」が
続きました。
彼は6月に3歳の誕生日を祝ったばかりです。
主役の味がよほど快適だったのでしょう。
「日本に来た時、もう一度合同の誕生会をしましょね」と
約束して電話を切りました。


 昨日は二つの誕生食事会を楽しみました。
お昼には母と西村のフルーツパーラーで。
メニューはルッコラと生ハムのピザパイ、
パストラミ・ビーフとリーフレタスのサンドウイッチ、
フルーツプレート、フルーツティ、
ピーチと木苺のシャーベット、
母は盛大に注文はしましたけれど、いたって少食。
お陰で私は母の2倍ほどを平らげることとなりました。
母から、私の大好きな淡いピンク色のハンドバックを
贈られました。うれしい品でした。
 母を送って家路を急ぐ車の中から、入道雲が碧い空を
上へ上へと育っていく様を目の当たりにしました。
東京地方は全国に先駆けてきっと梅雨明けしたのでしょう。
  
 1時間ほど休んで再び出かけました。
今度は長男との夕食会です。
誕生日が同じ私達は毎年二人で夕食を共にすることにしています。
食事の後、友人のライヴに行くという彼との早目の夕食は
銀座福助のお寿司です。
ビール、冷酒、焼酎とでとびきり新鮮な時のものを楽しんでの
2時間でした。
「ちょっと待ってね」と姿を消した息子が、抱えて戻ったのは
ピンクの薔薇を中心に可愛く纏めたブーケでした。

薔薇の香りを楽しみながらゆらゆらと各駅停車で帰りました。
週末の急行は満員でしたから。
今朝体重計に乗って目を疑いました。
赤い針が示す値は、丁度1kg昨日の朝を上回っておりました。