つかの間の秋

 足早に立ち去った台風9号
充分なお湿りと涼気とを齎してくれました。
東京の大雨は8日のこと。その夜から気温が下がり始め、
「28日ぶりに熱帯夜から開放」となりました。
昨日と今日は久しぶりの心地良い陽気に外出にも
帽子なし、朝晩の水遣りも不要のありがたさです。
でもこのまま秋かと思いきや
明日からはまた暑気が戻るとの予報です。
木々も花々も元気を取り戻して庭全体が生き生きとしています。

 秋を探しに庭に出ました。
夏の名残の花々が未だ圧倒的に隆盛を誇っていて、
ようやく萩が少し咲き始めているだけ。

紫式部、千両、万両、ピラカンサの実はまだ小粒で青いまま。
秋までにはもう一息といったところです。
風の優しさ、雲の儚さに季節の移ろいは感ずるのですけれど・・・。