夏の名残の花達

 朝夕の空気が変わってきました。
紅葉が少しずつ進んで、
日射しにもやわらかさが加わったように感じます。
今日も最高気温は30度になったようですが、
ついこの間までとは空気の匂いが違います。
 3連休の中日とて何となくのんびりした気分です。
花の様子を見ようと庭に出ました。
夏の最中は打ちひしがれたように元気がなかった夏花が盛んです。
今の気候が夏花が好む夏なのかもしれません。
萩、桔梗、撫子、竜胆、秋桜など秋の花が咲いてはいますけれど、
夏花に押され気味でした。
お茶では季節が過ぎた花を残花と言いますが、
その言葉の表す寂しさや控えめな雰囲気とは程遠く、
むしろ盛花といった趣です。
写真をたくさん撮って並べてみましたら、



秋がちょっと遠退いた気分になりました。