雪のあした

 昨夜の勇ましい降りっぷりから、
白一色の世界を予想しながら雨戸を繰りました。
ところがあに図らんや、
太い枝に雪のなごりがわずかに残る程度。

咲き始めた紅梅と雪どけの氷が寄り添って、

移り行く季節のさまを垣間見せてくれています。

 気温が上がるに連れて、
木々から大粒の水滴が落ちていましたのに、
ふとそれが止んだと思ったら、
こんどは小さな雪が舞いはじめました。


季節の鬩ぎ合いが続いているのですね。