大地震

 明け方4時に起きてヨガをやった後、
メールをチェックしようと
パソコンを立ち上げて、驚愕しました。
 東京から「無事です」「非難しています」などの
メールのccが入っていたのです。
 急いでテレビを付け、インターネットのニュースを眺め、
三陸沖の大地震を知りました。
他のプレートでも誘発地震が起きている由。
自宅や母の家に何回電話をしても通じません。


 こちらの5時過ぎ長男とのスカイプが途切れ途切れに通じて、
地震の状況が少し分かりました。
彼のオフィスは31階ですが、ビル全体が右に左に大きく
くねるように揺れる中を、壁にたたきつけられながら
非常階段を下りて避難したこと、
電車が全面運転中止で、恵比寿から中野の住まいまで
3時間かけて歩いたこと、
東京にはさほどの被害は今のところ報告されていないけれど、
震源地の近くでは大津波と家屋の倒壊で、非常に多数の方の
行方が分からず、2万人の村が姿を消したとの情報もあること、
原子力発電所から大量の放射能漏れの情報も流れているなど、
悲惨な、そして不安の募る話が多くありました。
 自宅にいた次男のメールには、停電6時間、本棚の本が
散乱などの報告が。
 義妹からは、母を励ましながら、長い横揺れの中を、
抱き合って凌いだ様子や、テレビが棚から落ち、ピアノが
前に移動した話が伝えられました。
大変な状況下で、家族、親族全員が無事だったことに
どれほど安堵したか知れません。


 15年前の阪神淡路大地震の時も、
胸潰れる思いでニュースを観たのは
やはりボストンでした。
遠くで聞く日本の災害のニュースは、
身近に居る時以上にいたたまれない思いを募らせます。
震源地近くにご家族をお持ちの方々の思いは
いかばかりでしょうか。
災害に巻き込まれた方たちの無事をただひたすらに
祈りながら、
今もインターネット上のニュースを追っています。