夏至(梅雨明け?)

 一日中きらきらと輝いていた陽射しが、
少し落ち着きを見せてきた夕方5時半、
空は高く、濃いブルーと白で化粧されています。

 今朝は、5時過ぎにはもう陽射しが煌めいて
夏の匂いがしていました。
光の色と風の動きが、
どう考えても梅雨のものとは異なります。
暑さが苦手、おまけに今年の夏は冷房を
倹約する必要がある状況ではあっても、
季節の変わり目のドキドキ感は
衰えることがありません。
今年の梅雨はもう明けたと独り合点をしています。
晩生の紫陽花がようやく色付いてきたというのに。

 
 夕べは半徹夜をしました。
記念誌が最後の追い込みなのです。
1週間の予定の初校を4日で済ませましたが、
手直しが多かったために、出版社の作業が手間取って、
仕上がりが3日ほど遅れました。
それを取り戻すべく、2校を一日で仕上げたのです。
原稿を入手したのが昨夕6時。
夕食もそこそこに取り掛かって明け方1時半まで。
一休みして今朝は4時半から続きを開始しました。
次男が遅くまで付き合って、ダブルチェックを
してくれましたから何とかこなせたのです。
本日正午に原稿を渡し、遅い昼食をして、
後は正体なく2時間眠りました。
すっきり目覚めて眺めた空が夏の空でした。
夕刻が迫ってきています。
空の色がどんな風に変わっていくかを
ぼんやりと眺める贅沢に浴しています。