夏庭の草刈り

 何とかかんとか理由を付けて見て見ぬ振りをしていた夏庭。
草も木も伸び放題。芝庭だった面影もありません。
雨戸を繰る度のギルティ感も限界にきました。
 新聞を取りに出た外の空気が意外に乾燥していて
心地よく、風も涼やかです。
 朝食後、手袋をして虫よけスプレーをたっぷりかけて
庭に出ました。
 芝刈り機を持ち出して、草も芝も諸共に刈り込みます。
よく夏の時期、道の雑草を刈り込んでいるおじさんを
見かけますけれど、ちょうどあんな感じです。
芝の長さなど頓着してはいられません。
額から汗がしたたり落ちます。
隅から隅まで刈り込んでみると、ようやく芝が顔を出しました。
茂りすぎた枝も少し整理して、
二時間足らずでしたから、終わってみれば
「なんだ、早くやれば良かった」の気分になります。
 シャワーを浴びてから眺めた庭の何と清々しいこと。
芝が茶色くなりかけ、芝と草の割合が半々くらいになっている
ことなど全く気になりません。

これからは一週間に一度位の割合で芝刈り(草刈りでなく)を
するつもりです。