落ち葉かき

 ひとたび風が吹き、雨が降ると、道の東南側半分は、

何処からともなく吹き寄せられた木の葉で埋まります。

それに家の正面玄関の前にもうず高く。

主に大きな柿の葉、それにバラやハナミズキも混じっています。

 雨が上がった11時過ぎ、竹ぼうきで落ち葉かきをする額に、

久しぶりに汗がにじみました。

この季節には珍しいほどの湿気です。



午後は、新日フィルの定期演奏会に出かけました。

演奏されたのは

ベートーヴェン:序曲『レオノーレ』第3番 ハ長調 op.72b

アイヴィズ:ニュー・イングランドの3つの場所(管弦楽曲集第1番)

ショスタコーヴィチ交響曲第5番 ニ短調 op.47

でしたが、お目当ては

アイヴィズ(コネティカット生まれ19-20世紀)の

ニューイングランドの3つの場所」。


3つの場所とは

マサチューセッツ州 ストックブリッジのフートニック河

コネチカット州、レディング

マサチューセッツ州 ボストン広場

軍隊調の勇ましい演奏、ネイティヴアメリカン音楽の旋律、

広場のざわめき、いろいろな音や雰囲気が混じり合っています。

そしてそれらを包み込む大きく澄んだ空気と高い高い空の気配。

ニューイングランドは古き良きアメリカの象徴。

独りよがりとおおらかさと誇らしさと。

他の2曲の重厚さとの対比も楽しいものでした。



秋の宵は、のどかで開放的。気持がやさしくなっています。