春まだ浅く

 日の出、日の入表を眺めてみると、
入りはどんどん伸びていますけれど、
出は、クリスマス頃から小正月位までは
6時50分前後と一年中で一番遅いのですね。
早起きをする私は、
雨戸をを開けても真っ暗に静まる庭を見るのが淋しくて、
この頃は6時半まで閉じたままです。
明るい日差しが窓まで届くのは、7時をだいぶ周った頃、
碧い空に下から広がっていくピンク色を眺めるとほっとします。
待ってましたとばかり、カメラ片手に春を探しに庭に出てみました。
風もなく、肌を刺すような冷たさもありません。
でも陽射し明るく、気温は少し緩んでも
春一番に花を持つ日向の雑草たちにさえ、まだ花の気配はありません。
凛と背筋を伸ばして咲いているのは冬の花、八つ手。

りゅうのひげの実のブルーも冬の彩り。

春の足音はまだ少し先のようです。


さて、今日はこれから冬期講座の初日です。
若い人たちに混じってエネルギーを沢山頂いてくることにします。
私から上げるものが何もないのは申し訳ない限りですが。