立春

 季節の分かれ目の昨日は、誰の口からも「寒いですねー」がついて出る
ホントーニ冷たい一日でした。
私が買い物に出かけたのがいつもより一時間遅れの10時でしたのに、
外の気温は0℃。花壇の土は霜で盛り上がって、
ずっと元気だったパイナップルセージが冷凍になっておりました。
セージが枯れたのは、これを植えた1999年以来初めてのことです。
東北地方の大雪は26年ぶり、
東京の今年1月の平均気温は4.6℃、昨年が6.1℃と
数字を眺めればますます寒さが募るようです。
節分には鬼が災いをもって訪れると昔からそこはかとなく
聞いていますから、
昨夜はやはり豆撒きをして、鬼は追い出しておきました。
2012年も無病息災に過ごしたいものです。


 さて今日は立春です。
そして次男の誕生日。彼の生まれた日は大雪でした。そして退院の日も。
でも最近は2月の雪はめったに見なくなりました。
今朝は零下の気温でしたけれど、気温はうなぎ登りで今は10℃を
少し越えています。
カラカラに干上がった花壇にたっぷりの水を撒きました。
面白いほど水が浸みて、花達の渇きが伝わりました。


肉類を食さない次男にとお昼には魚介類いっぱいのパィエリアを
用意しました。
いつの間にか味が定着して我が家のものになってから、
パィエリアは年に何回となく食卓に登場します。

そして誕生ケーキは卵、乳製品一切抜きのチョコレートケーキを
取り寄せました。

どんな工夫がされているのか、お味は信じられないほどに美味しいのです。


少し気温が上がっただけで、強張っていた体もそして心までもホワーッと
やわらぎました。
体がトロンとして、眠気が忍び寄って来そうな立春の午後です。