しとしと雨が降り続いて

 菜種梅雨には遅すぎて、
本物梅雨には早すぎる
皐月の日々は雨ばかりで、五月晴れには未だ会えません。
潤いに嬉々としていた木々も花々も、
さすがに、露の重さに耐えかねて、首うな垂れています。
パンジーの薄い花びらはとろけて、可哀そうな姿になりました。


 私の住む地域の天気予報は今日も一日雨、
日差しが戻るのは5日以降とのこと。
母や弟夫妻が滞在している蓼科も似たようなもののようです。
でも若葉の林に包まれて、
しっとりとした森林浴も乙かもしれません。
その蓼科の母達から、先ほど沢山の山菜が届きました。

野蕗、山ウド、アスパラ、野芹、蕨、蕗のトウ、
コシアブラ、こごみ、タラの芽。大好きなものばかり、
中には初めて見る紫のアスパラカスもありました。

生のままサラダにとのコメントつきです。
さてこれからどのようにしていただきましょうか。
天ぷらに和え物、煮物、炒めもの、生のまま、
当分の間、楽しみが続きます。


 今日はもう一つ楽しみがあります。
会う機会は少ないのですけれど、
心が通い合っていると勝手に思っている
大切な友人Sさんとの一年ぶりの会食です。
人の多い連休中に会う理由は、
今でも現役で頑張る彼女には、
ウイークディの時間がなかなか取れないから。
ちょっと観てみたい九谷現代作家の3人展を
覗いてからの夕食です。
場所はこれも久しぶりの横浜、ホテルニューグランド
夫とよく行った大切な場所の一つです。

イタリアンレストランのイル・ジャルディーノに
5時の予約を入れました。

 
 夕食にイタリアンなど食して大丈夫?
というのはありますものの、
まあこの際は、細かいことは気にしないことにして。