青葉すすむ日々に

 明け方の雨脚の激しかったこと、
それに目覚めて、又寝入ったせいか、次に気付いたのは6時。
ヨガをする時間が無くなりました。
雨戸を繰れば、あの雨音は夢だったかと思うほどの明るい陽射しが
みどりを照らしています。
でも夢ではなかった証拠に花も木々の葉も露を抱えて重そうです。
庭履きの雨を拭って外に出ました。
いつの間にか数を増やしたてっせんが
雨の名残を湛えたまま陽射しに向かって微笑んでいました。


 曇ったり晴れたりを繰り返し、
時々滴も落ちてきましたけれど、
おおむね青い空と明るい陽射しに恵まれて
風が心地良い一日でした。


 今日は、久しぶりに母の茶室でお茶を楽しみました。
たまたま休暇の弟も交えての和やかなひととき、
母の笑顔がひときわ華やいで見えました。
義妹が丹精している茶花と我が家の庭の花を持ち寄って、
母に活けてもらった床の花の勢いの良いこと。

紫蘭、都忘、木春菊、丁子草、鉄仙の5種が
それぞれを引き立てて、おおらかな佇まいです。
母の元気の証のようで、しあわせな思いになりました。