輝く緑に包まれて

 金曜までの不安定な天気が打ち払われたように
緑眩しい週末を迎えました。
「イエーイ。Today it's my birthday. I am birthday boy」
5歳になったノアは、待ちに待った誕生日を迎えて朝から興奮気味。
11時からの誕生会を待ちきれない彼を
娘は自転車を車に積んで近くの散歩道まで連れ出しました。

そこでエネルギーを発散させた後、のどを潤しに近くのマクドナルドへ。
お店からのお祝いも加わって、二つのソフトクリームを手に

彼は大いにしあわせそうです。


 何とか時間が過ぎて10時半、パーティ会場のAnimal Adventureへ。
広い芝生の一隅にテントが張ってあり、
すでにテーブルといすが用意されていました。
11時近くなると15、6人ほどの子供たちとその親御さんとが
三々五々到着してきました。

木の切り株の腰掛にずらりと並んだ子供たちを前にして、
まず始まったのが動物たちのショー。
お兄さんがまず取り出したのは茶色の大蛇。それを一人ずつに触らせ、

続いてチンチラ、ウサギ、オオトカゲなどなど、

仕上げはクロコダイル。
列を作った子供たちが、
一人ずつクロコダイルを抱かせてもらっていました。


 動物園ツアーをした後は、いよいよお待ちかねのケーキタイム。
テーブルについてサンドウィッチとバースディケーキ、
それにオレンジジュースやアップルジュースなど。
ケーキのキャンドルをノアが吹き消して、

ハッピーバースデーの合唱と拍手と。
これは見慣れた光景です。
でもNoahと彼の父親Johnが選んだというケーキを見て、
私はビックリ仰天。
その色彩とスパイダーマンバットマンの模様に。
でもおそるおそる口にしたケーキのお味は、
なかなか結構でした。とっても甘かったですけれど。


 「ではこれから始めます」も、
「ではこれで終わります」もありませんから、
人々はてんでんばらばらにあつまり、
てんでんばらばらに去っていきます。
「さよなら」と言って帰る人も、
いつの間にかいなくなった人もそれぞれが自分流。
「いらっしゃいませ」、
「いらしてくださってありがとう」と決まりを付けたい私が
いつでも戸惑いを感ずる場面です。
それでも何人かの方たちとは
「Thank you for coming」、 「Very nice to meet you」
とご挨拶できてほっ。
何よりも当日の主役のノアの大満足した顔が、
この会の成功の証でしょう。
ホストの父親、ホステスの娘の労をねぎらいたい思いでした。