猛暑日5日目に

 この暑さは何事でしょう。
雨も全く降りません。
これから先もまとまった雨は当分期待できないとのこと。
太陽はギラギラ、水やりしても焼け石に水
土は白茶け、花も葉も干上がっています。
8月も末になりましたのに、
夏は開き直ったように、大きな顔をして居座っています。
東京では猛暑日が今日で5日目とか、
熱帯夜は17日も続いているそうです。


 朝8時半に出かける時は、車庫にあった車の中は案外涼しくて、
「大したことないわ」の気分だったのです。
でも炎天下の街中の駐車場に車を止めて、
あれやこれやと用事を足して4時間後に戻った時
太陽熱の猛威を実感しました。
車中に籠った熱気は、40℃をゆうに越えていたでしょう。
ハンドルが持てないのです。やけどしそうで。
しばらくクーラーで冷やしてから、
タオルのハンカチを巻いて運転しました。
最後にスーパーマーケットで食料を買い込み家に辿りついたのは
午後1時過ぎ。
「あまり暑いと汗は出ないものなのね」などと思いました。
「ちょっと気分が悪い」と思いながらシャワーを浴びて遅い昼食。
「珍しく食欲ないなあ」とお弁当をつつきながら、
水ばっかり飲んでいました。
その後です。
わけもなく生あくびが出て、胸がムカムカ、何だか気持が悪い。
これは怪しいと思って、また水をたくさん飲んでから、
ベットでしばらく休みました。
1時間ほど静かにしていましたら、ムカムカは収まって、
人心地が戻りましたが。


 熱中症の症状をインターネットで調べてみました。
私が体験した症状と符合するものが羅列されていて、
これはやっぱり軽度の熱中症だったのだと知りました。
4時間の外出中に水分補給もしてはいたのです。
でも汗が出なかったのは「水分が足りない」のサインだったのですね。
「自分は大丈夫」の根拠のない自信はすっ飛びました。
油断大敵を肝に銘じた猛暑日の出来事。
みなさまもご留意を。