夏は名残を惜しんで

 ついこの間までは朝から賑やかだった蝉の声が、
今はすっかり鳴りを静めました。
でも太陽は朝からギラギラ、
去りがたい夏が頑張っています。
大きな夏雲が空を所狭しと占領して、
ダイナミックな模様を描いています。

あまりに長い暑さに少し疲れ気味なのを自覚します。


 家の中から眺める庭は湯気が立ちそうな熱気ですけれど、
今日は是非しようと思っていたのが、花壇の花の入れ替え作業。
今年の陽射しと水不足は花達には酷でした。
可哀そうに枯れ果ててしまったものもかなりあります。
朝一番で花屋さんへ。
でも秋の草花はまだほとんど出ていませんでした。
ペンタスアスターで取り敢えず花壇の修復をして、
たっぷりの水遣り。
庭に廻ると思いがけない所に一輪、二輪と可憐な花が咲いています。

ハナミズキの紅が進んでいました。


 そう云えば、花屋さんの帰りに酔ったスーパーには
松茸コーナーが出来ていて、丁寧に箱詰めされたカナダ産、中国産の
松茸が並んでいました。

そして秋刀魚、大きな秋茄子、秋鮭、・・・。
季節の動きがそこにもあそこにも見え隠れしています。