神無月入り(台風が去ったあとに)

 バタン、ドスンと物騒な物音が夜半まで続きました。
でも物音のおどろおどろしさに比べて、
意外に飛んだり、倒れたりしたものが少なかったというのが
今朝家の周りを一巡した感想です。
しかし叩き落された葉の量は相当なもの、
庭、車庫、側溝と集めましたら、30ℓの袋二つ要りました。
台風のおきみやげのあったかい空気のせいで、気温は今日も夏日、
でも日陰を抜ける風の爽やかさはやっぱり秋のものです。


 さていよいよ10月入りです。
台風の後、一気に秋本番と思いきやそれはあっさり肩すかし。
でも10月と聞いただけで、気持が涼やかになるから不思議です。
やりたいことは山ほど、やらねばならないことも山ほど、
暑いのなんのと言ってはいられません。


 長い夏が響いて、花壇の秋は始まったばかり。
コスモスの他にも秋明菊や崑崙花がちらほらと。


元気なのは小さい生き物たち。
日向で忙しく働く日本蜜蜂や蟻、親子連れのバッタやトカゲ、
命の営みが活発です。


 「おついたち」とて、今日はホームページの更新日、
さぼりにサボって材料に乏しいのですけれど、
写真を撮って、歌を書いてと精を出すことにします。
窓から差し込む明るい陽射しが、
やる気を後押ししてくれています。