ちょっと夏戻りの日に

 朝は10℃代の気温で少し肌寒いくらいでしたけれど、
陽射しが出て気温は急上昇、28℃までになりました。
ずっと表面だけ撫ででごまかしていたために
部屋も廊下も明るい光に耐えられない状態になっています。
娘が2年ぶりに帰国するのを機会に
かなり徹底した掃除をしました。
棚の上の埃は拭くのではなく掃くほどにたまっていて、
風呂場や洗面所の床もごしごし擦れば、
一皮むけたようなきれいさです。
しかし今日のお暑さ、せっせと動く額から
汗が滴りました。

 買い物を挟んで、朝8時から4時までよく働いて、
家中いつになくピッカピカ、まことに良い気分です。
いつも思うこと、もっと早くやれば良かった。


 娘からは3時に「着きました。これからバスで帰ります」と
連絡がありました。着くのは6時近くなるでしょう。
さてこれから夕食の準備です。
日本の食べ物に飢えている娘に用意するのは
好物甘海老、平貝、つぶ貝、それに戻り鰹のおさしみ、
イカ、キュウリ、ワカメの酢のもの
がんも、厚揚げ、舞茸、いんげんの煮もの、枝豆、
主食は、うな丼と蕪、胡瓜の香のもの。

ジェットラグを抱えている娘の胃が受け付けるでしょうか。


 滞在は丸3日、足掛け5日、
その内一泊二日は山口県宇部で過ごします。
祖父母の法事と祝い事があるからです。
日本の秋の味覚と人の和を
心と体にしっかりと留めて帰ってほしいと思います。