秋晴れの日の富士五湖めぐり

 今日はまことに不思議な空模様の一日でした。
朝の気温は22℃、ヨガをしたら汗が出ました。
空は薄曇り、
でもゴミ出しに外に出ると、突然大粒の雨にやられました。
そしてほんの5分ほど後、雲間から明るい陽が射し、
あっという間に眩しいほどの碧空が広がりました。
何だか狐につままれたような気分でしたけれど、
日差しに惑わされず傘を持参して家を出ました。
今日は学校、英語の基礎のやり直しです。
遊び疲れで気が進まなかったのですけれど・・・。
4時過ぎ帰宅。
教室に座っているだけでも刺激があって、
やっぱり出てきてよかったと、出る前と大違いの気分です。
帰るとすぐに従姉妹から小包が届きました。
母と私への手編みのストールが入っていました。
親族でただ一人90歳を過ぎて健在の母に、
甥、姪、孫たちからはいつも優しい心遣いが寄せられます。
「元気でいつまでも長生きしてほしい」
皆の思いは同じです。


 昨日、一昨日は願った以上の上天気に恵まれて、
息子の運転で富士五湖めぐりを楽しみました。
日曜の午後家を出て、母の家に立ち寄ると、
母は満面の笑みで「どこかに連れて行ってちょうだい」。
息子の隣に腰掛けて、幌を開けた赤いオープンカーに納まります。
しばらくして戻った母の感想は、
「風がとっても気持ちが良くて、楽しかったわ。また連れて行って頂戴」
というものでした。
河口湖に着いたのは4時少し前。

部屋の前には河口湖の水面が広がって、ボートやヨットが滑っています。

5階ホールの正面には冠雪した富士山がでんと控えておりました。

夜は早寝、翌朝もいつもよりずっと寝坊して
すっかり非日常の生活です。
たっぷりの朝食の後、9時にホテルを出ました。
先ずは西湖へ。
湖の向こうに雪化粧した富士がすっきりとした姿を見せていました。

逆光で写真の富士はうっすらですが。
息子に頼んで青木ヶ原樹海の林道に入ってもらいました。
早い楓の照葉が見れることを願って。
思った通り変化にとんだ紅に会うことが出来ました。

次は精進湖へ。昔幼かった息子がここで水遊びをしたのを思い出します。
釣り船がのんびりと漁をしていました。おそらくワカサギの。

そして本栖湖。ここは水が本当にきれいです。

光を受けて濃い碧が、煌いていました。
車の幌を開け放って湖を一周、風切って走る心地良さを満喫しながら
学生時代に友人たちと過ごしたキャンプの夜を思い出していました。

最後は山中湖。富士は雲にすっぽりと覆われておりました。

遅い昼食とおみやげ用のワカサギの天ぷらを注文。
お茶の会用のお菓子も調達して家路に着きました。


 天気快晴、気温も風も爽快、美しい富士と紅葉、
思い出に残る素敵なドライヴ旅行となりました。
朝から8時間運転し続けた息子は、
「明日の予定があるから」と休憩も取らずに戻って行きました。