あっという間の銀世界

 昨日までの13日間、碧い空が続きましたけれど、
今朝は予報通りの雨、それが9時前には牡丹雪にかわりました。
あっという間に庭が白くなっていきます。
水気が多いので、小枝はどんどん雪化粧して重そうです。
積もるのでしょうか。


 一昨日は高尾にお墓参りに行きました。
空気はそれはそれは冷たくて、墓石を洗う水は端から凍り、
敷石に立ってのお参りは叶いませんでした。
スケート場さながらのアイスバーンでしたから。
長男とは現地で別れ、次男と帰宅の途中の車の中は
春のような陽気、高尾の気温は冷え込んでいても
下界の陽射しはとても明るく、温もってきているのですね。
そう云えば碧い空にはやさしい雲が流れていましたっけ。


 そして昨日はコンサートへ。
若い指揮者と若いヴァイオリニストの組み合わせは、
成人の日を意識してのことだったのでしょう。
川瀬君の指揮、尾池さんのヴァイオリン、
力と活気とそして情緒に溢れていて素晴らしいものでした。
ベートーヴェンのロマンス2番、
サラサーテツィゴイネルワイゼン、他2曲の後
インターミッションを挟んでシンフォニー「英雄」
大満足でした。
サントリーホールでの日本フィル「名曲コンサート」でのこと。
お隣のANAインターコンティネンタルのロビーは、
いつにもまして華やか。
今日が成人式だった若人も多かったとみえます。
若さと華やぎにみちた、気分の良いマチネーコンサートと
ティ―タイムでした。


 昨日の春陽気とは打って変わった今日の雪模様、
出かける予定は中止して冬籠りをきめこんでいます。
外出続きの後の雪降りは、怠ける良い口実になりました。
白黒の世界に変っていく庭を眺め、
写真をたくさん撮って楽しんでします。