七夕まつり

 昨日、東京地方の梅雨が明けました。
待ったなしに暑さがやって来て、今日は早速に東京地方も
猛暑日を記録したそうです。。
今朝は雲が払われて、目が上げられないほどの眩しい陽射しでした。
天の川が見れそうと、朝一番に思ったことです。


 暑気の中を、恒例の七夕コンサートに出かけました。
サントリーホールでの昼の演奏会です。
その前のお腹拵えは、予約してあった雲海で。

入口に七夕飾りがしてありました。

夏御膳には眠くならないようにとノンアルコールのビールを頼み、

窓の外を眺めれば、鯉が泳ぐ池に涼しげな滝が配してありました。


 お昼を堪能した後は会場へ。

プログラムは、
・ドイツ・オーストリアの音楽
・偉大なるベートーヴェン
・フランスの調べ
・ピアノの詩人・ショパン
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と、15人の作曲家の32の名曲を、10人のピアニストと、
一人のチェンバロ奏者が演奏するという贅沢な七夕特別企画。

綺羅星のように居並ぶ演奏者の見事な演奏は甲乙つけがたく、
聴き応えがありました。
若林 顕さんの情熱(ベートーヴェン)、
宮谷理香さんの革命(ショパン)、
干野宣大さんの愛の夢(リスト)、
ラシュコフスキーさんの音の絵(ラフマイノフ)
岡田将さんのハンガリー狂詩曲(リスト)まだまだ、まだまだ、
感動した曲を数え上げれば限がありません。
中でも圧巻だったのは、4台のグランドピアノに連弾の8人のピアニスト、
16本の手が紡ぎ出すヨハン・シュトラウス・メドレーの
息の合った見事な演奏ぶりです。
誰がどのようにして全体を纏めているのか、
マジックを見ているような気分でした。

3時間20分の長丁場があっという間に過ぎたように感じたのは、
楽しかった証拠。
七夕の日の素敵な時間は、
天からの贈りものだったような気がしています。