広島 原爆投下の日

 8:15am、一分間の黙とう。

あれから68年の年月が流れました。
心と体に深い傷を負い、今なお辛い日々を過ごしていらっしゃる
被爆者の平均年齢は78.8歳だそうです。
年齢を重ねられた方々や、
既に旅立たれた方々のお孫さん世代の若者たちの中に、
先達の話に心騒がせ、心動かされて、
自分たちの使命を感じて、
原爆の語り部を受け継ぐ人たちがふえているそうです。


 東京電力福島第一原発での放射能汚染水は、
今も海に流れ出ていて、
それを止めることさえできない現状があるのに、
自宅への帰宅が叶わず、
今なお避難生活を余儀なくされている福島県の避難者の方々は
10万人を越えているというのに、
政府は原発の再稼働に向けて動き始めています。


 安倍さんが広島の原爆慰霊式典で「核兵器のない世界」を
誓っていました。兵器は勿論言うに及ばずです。
でもそれだけで、私達は放射能汚染から、被爆の危険から
守られているのでしょうか?


 広島、長崎への原爆投下、それに続く終戦
8月は日本の歴史の節目になった月、
夫を見送った月、
そして今年は母の新盆の月です。
思うことを心にたくさん抱えたままに、日々が過ぎで行きます。