大型台風19号が近づいて

 今日は国民の祝日「体育の日」です。
2002年までは、10月10日と定まっていましたのに、
今は10月の第2月曜日となりましたね。
「祝日が動いてしまうなんて」と
ちょっと残念に思うのは私だけでしょうか?
旗日には舅、姑、私の両親は、
国旗を門口に掲げるのを常としていました。

父や母達は、
自分たちの祖国日本への思いを旗に託していたのでしょうか?
その習慣の意味することを、
父たちに訊ねてみなかったことが悔やまれます。
私には国旗を掲げる習慣はありませんけれど、
日本を大切に思い、その行く末を案じ、見守っていく姿勢は、
終生変わらないと思います。


 体育の日は晴れと相場が決まっていましたけれど、
今日は台風の影響で朝から雨です。それも次第に強まって、
予報通りに列島は、2週続けて台風に蹂躙されることになりそうです。


 先週も関東地方は月曜日が大荒れ、交通機関はずたずたとなり
通勤の足にも行楽帰りの足にも大きな影響が出ました。


 その前日、大雨の中をコンサートに出かけたのは少々無謀だったのかもしれません。
前々から楽しみにしていたコバケンワールドVol.8
チャイコフスキー交響曲「悲愴」は是が非でも聴きたいものでした。
期待以上の迫力、熱演に大感激して外に出れば、篠突く雨が降りしきり、
傘は役立たずでびしょ濡れになりました。
それでもまだ風が強まってはいませんでしたから、
電車はさして遅れも無く運転させていて、
長蛇の列で40分待ちましたもののタクシーもつかまえられて幸運でした。
コンサートの前に今年初ものの松茸にありつけたのもラッキーでした。

帰宅に苦労された方達には申し訳ないような話ですけれど。


 台風襲来を見越して、昨日の内にお墓参りに行ったのは正解でした。
連休中日の静かな霊園に里より一足先に秋が進んでおりました。


 5時半の段階で、中国、四国地方は暴風雨の圏内に入って、
猛烈な風に転び、怪我をする人が続出ているとニュースが告げています。
この辺りも雨脚が強くなってきましたけれど、風はまだありません。

今の内に、観葉植物を家の中に取り込むことに致しましょう。
風になぎ倒される前にと避難させた
夏の名残りの日日草が最後の花を咲かせています。