風の中に涼を感じて

 クーラーの部屋から覚悟して外に出ると、
拍子抜けするほどの心地良さ、
お蔭で今日予定の作業は順調に進み、今は一服の時間です。
何の作業かと言えば、家の周辺の片付けです。
9月に入ったら、
外壁の塗装や屋根の吹き替えなどの工事を予定していて、
足場を掛けるために、
壁際のものは皆移動する必要に迫られています。
やきものをやっている私には壁際は大切な
土置き場、

釉薬置き場

それらをどこかに移動しなければなりません。


 6月の内に、物置の整理をして、少し隙間を作りました。
やきもの用の大量の道具の収納場が相当に必要だからです。
一番大切で、しかも一番場所を取っているのは壁際の作業用机、
その上に乗っている棚には、
無数の陶芸材料や道具が納められています。

その道具たちを物置に納めたのが一昨日、
空になった棚を片付け、机を壁際から塀際に移動したのが昨日、
土、日でしたから、次男が助けてくれました。


 そして本日、机の上に植物を並べ、
机の下は釉薬のバケツ置き場に。


これで、釉薬を雨から守れます。
机を動かした跡にはガラクタの山、それらを片付けて、
かなり先が見えてきました。
家を新築してから今年で16年、溜めこみ屋の私はこうした
止むにやまれぬ事情が無い限り、物を減らすことが出来ません。
裏庭に届く心地よい涼風の中で、片付き始めた辺りを見回して、
心の中も整理されたような、清々しさを感じています。