シルバーウイークとやら
朝の内の小ぶりの雨が8時過ぎには上がり、
曇り空がいくらか明るくなって、雨の心配はほぼ去ったようです。
見切り発車で工事の人たちが早朝からやって来て、仕事を始めました。
この様子では、職人さんたちの読みは当たりだったようです。
9月16日に足場掛けが始まって、屋根と壁の塗り替えが、今日で10日目、
よく働く人たちですけれど、塗装は雨には勝てず、
仕事は先へ延びる傾向、今月いっぱい足場は外れそうもありません。
職人さんは常に2〜3名、現場監督として、工務店の社長さん、
そして紹介者の義弟、いつも立ち会ってくれる人があるので、
私は何もすることがありません。
なのに家は空けにく、お茶出し不要と言われても、
お茶を出さないことに不慣れで、一日中何となくそわそわしています。
9月19日から23日まではシルバーウイークとか言うのだそうですね。
義母が旅立ったのは2年前の9月21日、今年は三回忌でした。
20日から3日間、夫の郷里山口の宇部の両親の家で
、
母の子供、孫、曾孫揃っての法要には前日から続々と顔ぶれが揃い、
20日の夜には30人になりました。
丁度連休だったことも集まりを良くしている理由でしょうし
両親の家の広さがあってこそでもありますけれど、
それでも、母を慕う人の多さにはいつも驚かされます。
母の家での法要の後、場所を移してのお斎、
続きにそのホテルに宿泊した人は全部で38名だったそうです。
明るくて賑やか好きだった母がきっとその場にいたと私には思えます。
夜の更けるまで、あちこちの部屋に数人が集うて話に花が咲き、
私が休んだのも夜半過ぎ、
翌朝、食事を共にして、三々五々それぞれの家路につきました。
22日の夕刻、羽田に着いた私に次男の出迎えは
とてもうれしいものでした。
みなの心が寄り添った良い法要ではありましたけれど、
拭えない寂しさが心を少し弱らせていたのかもしれません。
帰宅した家は、次男が留守番をしてくれたお蔭で、
作業を休むこともなく、順調な仕事ぶりが伺えました。
シルバーウイークなどどいう新顔の連休は
、職人さんたちには何の関係もないもののようですね。
昨日の雨で、作業は一日休み、
今日はまた早朝から働き者の方たちの休みない動きが続いています。
工事の様子を見に外に出れば、甘い香りに包まれます。
金木犀の咲く季節になっていたのですね。
玄関には秋色の人形がお目見えです。
明日は、中秋の名月が顔を出してくれるのでしょうか。